2007年08月07日

オープンキャンパス

オープンキャンパスが好きだ。高校生と会えるのが楽しい‥‥なんてことは、当たり前すぎるから言わないとして(言ってるけど)、オープンキャンパスを手伝うボランティアスタッフの学生たちの姿を見るのが好きなのだ。オープンキャンパスの朝。すでにセミの大合唱がはじまった構内にはたくさんのボランティアスタッフたちが待機していて、不慣れな高校生たちに学校を案内したり、ベンチに座って話したりしている。じりじりと照りつける日差しに焼かれながら、大切な夏休みの一日を過ごすのだ。大学が嫌いなら、とてもできないことだろう。

建学の理念とか教育目標とか社会的使命の完遂とか大げさな言葉があるけど、要は――そう思えるときが来るのに遅い早いはあっても――自分の学校が好きだと思える学生を育てられれば、その学校の教育はいちおう成功していると言ってよい。そういう意味では、まさに、おのが教育の成功例を見ることができるのがオープンキャンパスだということになる。そうした “実例” が、かつてオープンキャンパスの学科相談コーナーで自分が話し込んだ学生であれば、なおさらの喜びなのだ。ほっと胸をなでおろすことができる。

4年前のオープンキャンパスで話した学生と再会した。けっきょく彼女はこの大学に来ることはなかったけれど、ぼくと話して哲学科に学ぶことを決めたのだという。ぼくはおそるおそる聞いてみた。「哲学科へ行ってよかったですか?」「よかったです」。こういうタイプの喜びもオープンキャンパスにあることを、今年、ぼくは発見した。

エースブロガーが自坊へ帰ってしまいましたので、しばらくは、自分のブログに投稿した記事をこちらにも投稿することにします。
posted by pilz at 22:22| 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする