2017年04月25日

おや、きれいなお姐さん――オイオイの言葉

 眠られぬ夜、ヒルティなんぞ読まずに小沢昭一の『小沢昭一的こころ』のCDを聴いているのは私です。
それで、結局、にやにや笑って聴いているものですから、またまた眠れなくなるのでした。

 月曜日から金曜日まで、40年続いたこの番組の1975年12月8日から始まった「よいしょについて考える」の第二日目(つまり1975年12月9日火曜日)の放送で、「よいしょの昭一」こと小沢先生は次のごとく述べておられました。

 地方などに招かれてお座敷で接待を受けるなんてことがよくありますが・・・
ふすまが開いて、お姐さん方がお顔をお上げになった瞬間、
間髪を入れず、裂ぱくの気合でもって、
「おやぁぁ、きれいなお姐さん」
と、歌舞伎で「高麗屋ぁぁ」と掛け声をかけるように、声を発します。
迷ってはいけません。
嘘をつくとか、お追従を言うとか言うことでなく、少し無理かなと思っても、迷いなくすっと声に出します。
すると、その後の時間、お姐さん方は、一のところを二いや四倍八倍の芸を発揮して、楽しい時間をつくって下さるのであります。

 よい話だなぁ、と思って、その後、教室に入るときは、
「おやぁぁ、素敵な学生さん」
と声には出しませんが、そっと呟いて、授業を始めています。

 小沢昭一先生の境地にはまだまだ達していませんが、このつぶやきだけでも、授業が二倍三倍に充実している気がしているのは、私だけでしょうか?
posted by CKP at 17:15| Comment(0) | 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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