ラジオから「朧月夜」が流れてきました。
「菜のは〜なばたけ〜に・・・」って、あの歌です。
その二番目の歌詞
「かわず〜のなくね〜も かぁね〜のおとも〜
さなが〜ら かすめぇる おぼ〜ろづきよ〜」
を、きいていてはっと気が付きました。
「かすめる」は「霞める」なのだと。
わたしは、この歌を耳して約六十年のあいだ、
「まるで月の端をかすって飛んでいるような」と思っていたのです。
ゆったりした曲なのに、ここだけ妙にスピード感がますなぁ、とは不審に思ってはいたのです。
しかし、そうではなく、「蛙の鳴く声も、お寺の鐘の音も、まるで霞がかかっているように、ぼんやりしている」というような意味だったのですね。
まずはよかった、よかった・・・
2017年03月16日
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