2017年02月13日

ふたりでお茶を--『漱石と煎茶』☆☆☆☆☆

 卒論試問も終わり、レポート採点も終わって、そして追いコンも終わりほっとして大垣書店に行ったら、新書棚で、「読んでみんかね」と声をかけられました。
見ると、「漱石と煎茶」というタイトルの新書。
漱石と煎茶?
煎茶って、急須でいれるアレ?

 パラパラと見てみると、『草枕』で「余」にふるまわれるお茶が「煎茶」で、それが「抹茶」でないのには訳があるという内容。
面白そうなので、購入し拝読。

 煎茶の中国での由来が書かれていて、漢詩が多く、どれだけ理解したか心もとないが、とにかく読了。

 とっても面白かった。
小川後楽著『漱石と煎茶』(平凡社新書)

 権威に近づく「茶の湯」に対して、反権力的な「煎茶」。
そんなこと考えたこともなかったので、大変面白い。

も一度、漢文の引用なども味わいながら、ゆっくり読んでみます。

 が、おそらくうじゃうじゃピロリ菌が生息していた胃の持ち主の漱石にとって、煎茶でも抹茶でも、きつかったのではないか・・・と同情しました。
posted by CKP at 10:51| Comment(0) | 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。