2015年09月30日

スバル360に「活躍」す――昭和にノック

 今朝、京都は洛北の御園橋通りを歩いていると、遠くからスバル360が一生懸命に走ってきた。
あの昭和の名車スバル360。
50年は走ってきたのだろう、色はクリーム色かオレンジ色か、分からない。
思わず見とれてしまったが、屋根の上になんだかヒラヒラしている。
ポンコツになって屋根の鉄板がめくれているのだろうか?

 と、そのスバルが目の前に信号待ちで停車。
見れば、そのヒラヒラは紙ばさみに挟まれた書類。
思わず、スバルの窓をトントンとたたく。
運転していたおじさんはギョッとしてこちらをにらむ。
「屋根の上に書類が乗ってますよ」
オジサンは「ああ・・」と慌てて、ドアを開け屋根の上の紙ばさみをとって、信号が変わるとブルルンンと走り去りました。
スバルおじさん、お礼を言うのを忘れてますよ・・・

 ま、いいけど…というわけで、今朝は朝からスバル360相手に「活躍」してしまったCKPカドワキでした。
こういう経済効果をまったく発生させない行為は「活躍」とは言わんでしょうね、やっぱり。

posted by CKP at 16:00| Comment(0) | 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

「活躍」なんかしたくない――無事に退職まで働ければ満足、満足

 「一億総活躍社会」ですと。
 もちろん、この「活躍」は「活用」の言い換えで、一億国民を安い賃金で使い倒すぞということですが、そこまでひねくれずに「活躍」をそのまま受け取っても、「活躍」なんかしたくない。
まるで、活躍しなければ人間でない、と言われるような世の中はまっぴらごめん。
 
 いいじゃないですか、活躍なんかしなくったって。
日々是好日と静かに無事に平安に過ごせれば、それで満足、満足。
というわけにもいかないのが人生ですけど。

 私の場合、とにかくあと4年半、無事に仕事をして、めでたく円満退職することが目標。
posted by CKP at 16:13| Comment(0) | 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月22日

今こそソクラテスのように――せめて小バエぐらいの鬱陶しさで

 ソクラテスは、自分の裁判においてアテナイの人々に向かって演説する。

「わたしは、アテナーイ人諸君よ、君たちに対して、切実な愛情をいだいている。
しかし、 君たちに服するよりは、むしろ神に服するだろう。
すなわちわたしの息のつづく限り、わたしにそれができる限り、決して知を愛し求めることを止めないだろう。
わたしは、いつ誰に会っても、諸君に勧告し、宣明することを止めないだろう。
そしてそのときのわたしの言葉は、いつもの言葉と変りはしない。
世にもすぐれた人よ、君はアテナーイという、知力においても、武力においても、もっとも評判の高い、偉大な国都の人でありながら、ただ金銭を、できるだけ多くの自分のものにしたいというようなことだけに気をつかっていて、恥ずかしくないのか。
評判や地位のことは気にしても、思慮や真実は気にかけず、精神をできるだけすぐれたものにするということにも、気もつかわず、心配もしないというのは。・・・」
 田中美知太郎訳「ソークラテースの弁明」より(新潮文庫『ソークラテースの弁明・クリトーン・パイドーン』1968年、39ページ)


 そして、その少しあと次のように述べる。
「わたしは何のことはない、少し滑稽な言い方になるけども、神によってこの国都に付着させられているものなのだ。
それはちょうど、ここに一匹の馬があるとして、それは素性のよい、大きな馬なのだが、大きいために、かえって普通よりにぶいところがあって、目をさましているのには、なにかあぶのようなものが必要だという、そういう場合に当たるのです。
つまり神は、わたしをちょうどそのあぶのようなものとして、この国都に付着させたのではないかと、わたしには思われるのです。」(同前、42ページ)

 安保法案がアメリカ傀儡独裁政権によって決定されてゆくのをどうやって阻止できるのか、この夏いろいろと考えていました。
愚かにも、一発逆転なんかを夢想したのです。
しかし、結局、ソクラテスのように、アブのごとく、鬱陶しく飛び回るしかない、ということに今更ながら気が付きました。
ソクラテスは、2500年後の私たちの生き方を指示していたのでした。
今更ながらですが、ソクラテス爺さん、偉い!

 もちろん、私なんぞが飛び回っても、アブほどの威力はなく、せめて小バエぐらいの鬱陶しさをもたらすことができればよし!とせねばならないでしょう。
小バエ・ホイホイの甘い匂いにつられないように、慎重に飛びたいと思います。
posted by CKP at 13:17| Comment(0) | 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月02日

学会発表終わりました。

8月下旬にドイツ・エアフルト大学で開かれたIAHR(International Association for the History of Religions)の学術大会に参加するため、出張していました。無事に発表を終え、帰国しました。


エアフルトはマイスター・エックハルトが活躍し、ルターが大学で学んだ街です。小さな旧市街には路面電車が走り、とても穏やかな印象を受けました。(しかし、その路面電車、ほとんど走行音がしないのでなんども怖い思いをしました。気がつくとすぐ後ろに迫っていたり)
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"Dynamics of Religion: Past and Present"と題された今回の大会を見ていると、やはりタイトルに相応しく、変化する現代社会のなかで捉えなおされる信仰心や実践についての研究が多く見られました。


ところで、下の写真は私と同じパネルセッションで発表したローズ先生の様子。
スクリーンをよく見ると・・・?!
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posted by (藤) at 11:36| Comment(0) | 雑想・戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする